塾講師のリアルな仕事内容をご紹介
こんにちは!
今回は具体的な塾講師の仕事内容について紹介していきます。
各塾によって仕事内容は様々ですが集団塾でバイトをしていた私の経験をもとに書いていくので、集団塾メインで書いていきます。
個別塾については多少内容が異なってくると思いますがそこはご了承下さい。
塾講師を考えている人は参考にしてみてください。
塾講師の仕事内容とは?
①生徒に教えること(授業編)
これが塾の仕事の中で一番大切です。(当たり前)
集団塾でも個別塾でも生徒に分かりやすく説明することが求められます。
集団塾では授業中に生徒を広く見渡して、理解度をはかりながら進行していきます。
生徒から質問が出ることもあるため、授業をしている単元について自分自身の理解度も高めていく必要があります。また、授業中にうるさい生徒がいる場合などは、生徒指導を行うこともあります。
個別指導塾では一度に指導する生徒が集団塾より少ないため、よりきめ細やかな指導を行うことが出来ます。授業の進みも生徒に合わせて行うことが出来る反面、生徒が理解するまで向き合うという姿勢が必要になります。
②生徒に教えること(授業外編)
集団塾では授業後に生徒が質問をしに来ることがあります。その子たちの意図をしっかりくみ取った上で指導を行うことは、生徒の理解度を高めるだけではなく、生徒からの信頼を勝ち取る上でとても大切になります。
そのため塾講師として生徒とコミュニケーションをとるうえでとても大切な仕事内容となります。
また適宜、プリントを作って渡したり、丸付けをして生徒に返す等の作業を行うこともあります。
③授業準備
集団塾特有の仕事として授業準備があります。
これはその名の通り授業をするために自分自身勉強したり、授業の進行を設計していくことですが、これがなかなか大変な仕事です。
もちろん「しない」という選択肢を取ることもできますが、授業準備を怠っていざ授業を行うとよほどアドリブが利く人でない限り、間違いなく授業が破綻します。
特に新人講師や苦手な科目を担当させられた先生は、「めんどくさい」と思っていても授業準備をしっかりすることをおススメします。
しかも、厄介なことにこの授業準備にかける時間は時給に含まれないことが多いです泣
一部の塾では授業準備の時間も時給を出してくれることもありますが、そんな塾はそう多くないのが現状のようです。
デメリットしかないように映ると思いますが、授業を円滑に進めるためには必要なことなのでしっかりと取り組んでいる先生は多いです。
③事務作業
塾の事務作業は多岐にわたり、授業記録の作成や教室の清掃、教室内に貼ってあるポスターの貼り替えや宣伝用の資料(入塾希望者に渡す資料一式のこと)の作成、チラシ配りや電話応対などがあります。
塾によっては専門で事務を行う人を雇っている場合がありますが、そうでない場合だとこれらの仕事はバイト講師たちが行うことになります。
これは人ややり方によって楽しい・楽しくないが分かれる傾向にあります。私個人の感想でいえば、他の先生たちと話しながら資料を組むのはあまり苦に思いませんが、一人でこれらの作業をしていると「面倒だな」と感じます。
④保護者対応
これは正直バイトがすることは少ないと思います。
バイト講師であっても電話対応や保護者とコミュニケーションをとるという場面に遭遇することはあります。しかし、保護者面談や志望校を決めるときに行う進路面談、金銭面が絡む場面について基本的に正社員の先生がやってくれるので、そこはあまり心配する必要はないと思います。
おわりに
塾講師が日々やってる仕事内容について紹介しました。
もちろん各塾によってやってることは変わってくるので、一度バイトする前に確認してみるのもいいかもしれません。