零細塾講師の日常

零細集団塾の講師が思うままをつらつら書くブログ。塾や趣味の事をまったり載せていきます。

「文系=遊んでる」に物申したい

 初対面の相手に「文系?理系?」と聞かれることは多い。

その質問自体はよくあることだし普通の質問だと思う。

 

自分が「文系」と答えると「ああ、じゃあ遊んてるんだね」と返されることがある。

相手にとっては何気ない返しで普段は特に何も感じることはないが、この言葉に無性にイラっとすることがたまにある。

 

世の中的に「文系大学生=勉強せずに遊んでる」という印象は少なからず持たれていると思う。

確かにその図式は当てはまることはあると思うし、実際に大学の勉強を適当に済ませて全力で遊びに興じている子もいるとは思う。

 

でも文系でも真面目に自分の専攻と向き合っている人は大勢いる。

私自身ド文系として今まで生きてきたし、私の専攻は文系の中の文系と言っても過言ではないと思う。

所属する学科では数式も統計グラフもほぼ出てこない。

その中でもひたむきに研究に取り組む院生の先輩もたくさんいるし、その背中を見てきて「自分もそうありたい」と思う部分があるからこそよりそう感じるのかもしれない。

 そういった「文系でもしっかり勉強している人」が頭ごなしに否定されて、「文系大学生は勉強することないでしょ」くらいに言われることは正直気に食わない。

 

まあ、しょうがないことなのかな。

結局、そんな偏見が跋扈してる世の中ではその本人が「大学で何を目的にしてるか」次第になってしまうのか。

割り切りたいと思いつつも「文系=遊んでいる」と勝手に括られるのに納得しがたい部分を感じている今日この頃である。